実母なのに、合わないな、母の存在が重いなと小さい頃から感じていた。

それがより顕著になったのは、私が結婚してからだ。

姑の方がお互い気を遣う存在だからなのか、今のところまだうまくいっている。

母は父が自営業で苦労したせいか、私や兄には公務員になってもらいたいという夢があった。

兄は母の望み通り公務員になったけど、私は一般企業に就職し、ダンナと知り合い結婚。

結婚する前にダンナは独立したので、稼ぎはとても不安定。

そんな状態のダンナが私の実家に結婚の挨拶に来たとき、母の第一声が「給料なんぼ?」

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初対面なのに、あまりに不躾な質問に私は卒倒しそうになった。

それから母はしゃべらない父の横でいろいろ、根掘り葉掘り・・・

これがダンナと実母の確執のそもそもの始まりだったのだ。

母は、私が公務員にならないのなら、せめて結婚相手は公務員か収入の安定した人をと思っていた。

なのに私が結婚相手として連れてきたのは、安定収入もない会社を独立したばかりの自営業の男。

母の絶望はいかばかりか計り知れない。

母は、自営業の父の元でお金には苦労してきたから、娘にはそんな苦労をしてほしくない。

そう思っていた。

その思いは私もわかっていたけど、その頃は私も働いていたし、そして何より若かった。

私に思いを寄せてくれる公務員の方もいたけど、何より「愛さえあれば何事も乗り越えていける」と今のダンナを選んだのだ。

二人の間に、愛は、確かにあった。

でも、母による支配が日に日に強くなっていく。

そのことで私とダンナとの関係がギクシャクしだしたのは、ちょうど私が初めて妊娠した頃だった。

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