親であれ他人であれ、育ててくれた人というのは、育てられた側に多大な影響を与える。
私も、母の影響をとても強く受けている。
ダンナはそれを洗脳とか呪縛とかいうけれど(;・∀・)、私にはそんな自覚はもちろんなくて・・・。
例えば夫婦喧嘩一つを例にとっても、母は子供には一切見せるべきではない、という考えを持っている。
私も母と父が口論しているところを見たことが一度もない。
でも、だからと言っていつも仲が良かったというイメージもあまりないんだけど・・・。
私も母の教えに従い、子供が生まれた時、ダンナに子供の前では喧嘩しないようにしようと提案したけれど、ダンナの考えは違った。
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喧嘩をしないというのは不自然だ。
親とは言え人間なんだから、喜怒哀楽があるのは当然で、子供にも自然な姿を見せるべき。
子供は、そこからいろいろ人間関係を学ぶんだ。
と言われ、それもそうか・・・と思ったり。
私はダンナと最初に喧嘩したとき、もう終わりだと思った。
喧嘩して仲直りするプロセスを知らなかったから。
父と母の喧嘩なんて一度も見たことがなかったから。
家族の問題・困りごと、解決へのヒント |
男と女って、喧嘩したらもう終わりなんだと思っていた。
でも、ダンナとは喧嘩して、仲直りして・・・そうやって長いことやってきた。
もちろん、子供の前でも喧嘩する。
子供を不安にさせないように、パパとママにも悪いところがあるから喧嘩しているんだと説明して、ぎゅっと抱きしめる。
そして子供の前でごめんなさいを言って、仲直りをする。
母はそんな話を子供達から聞いて(私があまり家のことを話さないから)、「子供の前で喧嘩をするな」と言ってくるけど・・・
以前、年賀状に「喧嘩になりそうなときは子供を預かる。子供の前で喧嘩したらあかん!」と大きく書かれていて・・・
なんで年賀状に書くかな・・・?
年賀状って年明けのおめでたいご挨拶でしょう・・・?
ダンナはダンナで、それを見た途端、ビリビリに破いて捨ててしまった・・・
離婚の原因で「価値観の違い」とよく言われるけど、それぞれの価値観って自分が育った環境で作られるもの。
とくに結婚生活っていうのは、自分の親がどういう結婚生活をしていたかによって大きく違ってくると思う。
一度自分の価値観をバラバラに壊して、夫婦二人で新しい価値観を構築していく・・・
それが理想なんだろうけど、口で言うほど簡単じゃないよね(´・ω・`)
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