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前回の続きです。
ダンナが先に帰ったので、私は子供たちと気兼ねなくご飯を食べることができました。
そこで、私は子供たちに思い切って聞いてみました。
「パパのこと好き?」
すると、息子は一瞬戸惑った顔をして、しばらく黙っていました。
そのあと、ポツリと「好きなときと、そうじゃないときがある」といいました。
私にある種のがっかり感があったことは否めません。
「そっか。」と私はそれ以上深く聞きませんでした。
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そして娘に視線を向けたとき、娘が今にも泣きそうな顔で答えました。
「親を嫌いなこどもはいないでしょ」、と。
娘の言葉に、私は自分がいかに浅はかで愚かなのかを思い知りました。
私は何を期待して子供たちにこんな質問をしたんだろう。
「パパのことが嫌い」という言葉が聞きたかったんだろうか。
そして、安心したかった?
何か背中を押されるとでも思ったの?
バカだね。
そして、ずるいね。
そうだね、親を嫌いなこどもは、いないよね・・・。
帰ったら、ダンナに怒らず、問い詰めず、何事もなかったように普通に振舞おう。
そう思って店を後にしました。
いつもありがとうございます