今日、ネットを見ていたらこんな記事が載っていました。
「娘が生活費を入れてくれません」 回答「あなたが腹を立てているのは、娘にではなく、あなた自身に対してです」 第23回
この相談では、娘が看護師になり、自宅から通っているのに、生活費もいれなければ、お弁当を作ってもありがとうの一言もない、ということで相談者のお母さんは腹を立てていて、鬼になったつもりで娘からお金をとりたててもよいかということが書かれてありました。
それに対する答えは、「あなたは娘さんにハラを立てているのではなく、どうやら、自分にハラを立てている。」ということでした。
「50過ぎて働き口と言えばレジ打ちしかないような人生を送ってきたことにハラを立てている。レジ打ちだって、喜びを持ってやろうと思えば、十分にできる仕事ですが、あなたにとってはそうではないようだ。こんなことしかできなくて、はした金しか稼げない、と、自分にハラを立てている。
あるいは、あなたは娘さんにハラを立てているのではなく、娘さんのように、資格を持ち、専門家として働けるような教育を施してくれなかった自分の親にハラを立てている。娘さんが仕事をすればするほど、あなたは、自分が人生でできなかった、あるいは、させてもらえなかったことを思い起こしたりしているのかもしれない。」
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と書かれていました。
心理学でいうところの「投影」と言う行為ですね。
人は誰しも自分を守りたいという防御本能を持っています。
だから、何か問題が起こった時に、自分自身ではなく他者に問題があると転嫁してしまうのです。
私はこれを読んで、今まで私が悩んでいたことと同じことのように思えました。
母との関係が最近悪くなっているけれど、悪いのは母がしていることじゃない。
私という人間がもっとしっかりしていれば、家庭に母の影を持ち込むことも許さなかっただろうに。
ダンナも、私の両親の悪口を言うけど、一番言いたいのは、私に対してなんだということは分かっていた。
私に対して、言えない、言ってはいけないと思っているから・・・だから私の両親に転嫁して(問題をすりかえて)非難している。
全ては、私自身が招いたこと。
いろんなことは一度に全部はクリアできないけど・・・まずは、すべてを受け止めよう。
私という人間を、もう一度構築していくために。
※こんな苦悩だらけのブログですが、応援してくださる方がいて、嬉しく思っています。
ありがとうございます。
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