ダンナは私の実家とは不仲なので、私や子供たちが実家に行くのを快く思っていません。
昨日は私の実家へ行くことになっていたので、なるべくダンナの気分を害さないように、用意周到に準備をしました。
私と子供たちは夜、私の両親と外食することになっていたので、ダンナの食事は用意していきました。
こんな時ダンナの意に沿わない食事を用意しようものなら、ダンナの思う壺です。
お前たちは豪華なものを食べているのに、俺にはこんなものを食わせるのか!とネチネチ言うのが目に見えています。
そんな事態を避けるため、ダンナの好きなすき焼きにしました。
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あらかじめ煮ておいて、あとはプレートで温めるだけ。
ご飯も、残り物のごはんがあったけど、炊き立てが食べられるようにと、夕飯の時間に合わせて炊き上がるようにセットしました。
これで大丈夫だよね・・・と思い、ダンナに「それじゃ、出かけてくるね。ご飯の用意はしてあるから、あとは温めるだけだから。ご飯も炊けるようにしてあるから。」
と言うと、ダンナは「ああ。」と言っていたので、ほっとして出かけたのですが・・・。
お昼から実家で過ごし、夕飯は外食しました。
そして、帰ろうとしているところに、私の携帯が鳴りました。
ダンナからだったので、ドキリとしました。
もしかしてご飯が炊けてなかった?
何か忘れていることがあった?
ビクビクしながら電話にでると・・・
「ああ~、食事中すまん。何時ごろ帰ってくる?」
と聞くので、「あと30分くらいかな」と私が答えると、「30分やな?」と念を押すダンナ。
私は不吉な予感がしたので、「何で?」と聞きました。
すると、「食事の支度が面倒だから、お前にやらせるんだよ!あと30分で帰ってくるんだな!?」と言うではありませんか。
せっかく用意して出てきたのに・・・。
温めるだけだと言うのに・・・。
そんなことでさえ私にやらせようとするのは、私たちが実家へいくのがよほど気に食わなかったのでしょう。
そしてここでもし30分で帰れなかったら、ここぞとばかりにダンナは攻撃してくるでしょう。
私は、「やっぱり40分!40分かかる!」と言い直しました。
ダンナは「じゃあ、分かった」と言って、電話を切りました。
何としても40分で帰らないと、何を言われるかわからない・・・。
私は、内心すごく焦っていました。
子供たちの、「ママ~、待って~」と言う声を何度聞いたでしょう。
相当早足で歩いていたのだと思います。
娘が電車を見送って、車掌さんにバイバイしたいと言っても、「パパが待ってるから帰るよ!」と聞き入れませんでした。
かなり早足で・・・、汗だくになりながら、何とか時間に間に合いました。
家に帰るとビールの缶が2本、転がっていました。
私はビールの缶を拾いながら、安堵するのと同時に涙が出そうになるのを必至でこらえていました。
ここ最近、夫婦の関係は間違いなく悪化しています。
そして溜まりに溜まった堰は、今日、ついに決壊してしまいました。
とうとう子供たちの前で言い争いをしてしまいました。
長くなりそうなので、続きます。。。
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