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先日書いた記事のことで、少し考えるところがありました。
関連記事:夏のレジャー費まとめ
私はレジャー費に対して、どうしても批判的というか、否定的というか、今の収入に比べたらぜいたくなんじゃないか、もっと将来のために貯金しなくては・・・と思う傾向があるようです。
お金に対して、漫然とした不安がいつもあるんですね。
子供たちの教育費は大丈夫だろうか・・・と不安になることもあれば、いざとなれば家を売ればいい・・・と思って安心したり。
お金を貯めたいのに、レジャーなんて無駄遣いなんじゃないかとも考えました。
でも、将来のお金のために今我慢するって、おかしいんじゃないかな・・・と思うようになったんです。
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押さえつけて、我慢させて、何も思い出がなくて、でも、それで教育資金は貯まったからね、安心して大学に行きなさい・・・ってなんだか違和感を感じます。
子供時代にいろんな経験をさせてあげたい。
将来の教育資金ももちろん大事だけど、今をおろそかにしてしまってはその基盤が危うくなるような気がします。
将来の教育資金を貯めることに必死になり、今いる子供に目が向かなければ、それは本末転倒です。
子供あっての教育資金です。
大人になった時に、小学生だったあの夏は、おじいちゃんのところに新幹線で行ったね。新幹線で食べたお弁当がおいしかった。プールも楽しかったよ。田舎の夕暮れ時は寂しくて、ヒグラシの鳴声が切なかった・・・。
そんな小さなことの積み重ねが人の感情を豊かにしていくのだと思います。
私は時々、そういったレジャーに対して罪悪感というか、お金を使ってしまった・・・。レジャーなんてぜいたくなんじゃないだろうか・・・。と考えてしまう悪いところがあるので、私に言い聞かせるために、あえて書いてみました。
節約すべきところは節約して、使うべきところでは思い切って使おう。
かつてはそれで困っていた、お金を使う思い切りのよさがほしいと思う私でした。