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昨日の記事で平成19年、平成20年の確定申告の記事を書きましたが、その時代のことをちょっと思い出しました。
関連記事:年収0円の確定申告
その時期、収入は確かに少なく、平成20年に至っては年収0円だったわけですが、ダンナもブラブラしていたわけではありません。
自営業を営んでおり、営業活動をしていました。
でも、仕事を取ってくることはできませんでした。
その当時パンフレットなどを自分で作成してプリントアウトしていたのですが、見栄っ張りなダンナは上質な紙を使い、営業のツールにもお金をかけていました。
そのことで、何度ケンカになったことか・・・。
もうちょっとお金をかけずに営業はできないものかという私に、安っぽいパンフレットだと信用が得られないというダンナ。
生まれたばかりの子供を抱え、働くこともできず貯金を食いつぶす生活に不安が募る私。
一方、頑張って営業しているけど、仕事がもらえず八方塞がりのダンナ。
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今考えると、よく心も家庭も壊れなかったな・・・と感心します。
でも、その代償に2年間で400万円近い貯金を食いつぶしました。
私が実家から持たせてもらった、いくばくかの結婚持参金と、私の独身時代の貯金、そして結婚してからの貯金。
大切に持っていましたが、それらすべてがその2年でなくなりました。
よく金の切れ目が縁の切れ目というけれど、うちはそんな状況さえ乗り越えて今があります。
若かったからできたのかもしれません。
若い時の苦労は買ってでもせよということわざがあるけど、400万で買った苦労は今の糧となっているんだろうか。
ふと、そんなことを考えたのでした。