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私の方の家族とのお盆恒例の食事会が迫ってきていて、憂鬱です。
私と両親、兄夫婦、私と子供たちはいるのに、私のダンナだけいつもいない。
そして、私はいつも張りつめた空気を一人漂わせている・・・。
ダンナの話題に触れられるたび、心が凍り付くような感じを覚えます。
「ダンナさんは元気?」
「うん、元気だよ・・・。」
「・・・・。」
「・・・・。」
ダンナの話題に触れられると、その後の会話が続きません。
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そんな食事会を、また今年も・・・。
兄の結婚式にもダンナは出席しませんでした。
ダンナが私の両親と不仲になる前だったら、結婚式にも出席していたのにと思うと残念です。
私の母は、そのことについてかなり恨みを持っています。
ダンナが仕事を理由に出席しなかったことに、「私たちがどれくらい肩身の狭い思いをしたと思うの?」と・・・。
兄の立場を考えて、とか相手のご両親に対して、とかではないところが、ダンナが母を嫌う理由なのでしょう。
母はその恨みを、いつも心の奥底に隠しています。
恨みとは表現していませんが、「この気持ちは墓場まで持っていく」と言われたことがあります。
私なら嫌なことがあっても、忘れようと努力するでしょう。
そんな思いを抱いて生きていたって、辛いだけ。
でも、母は違う。
いつでも、いつまでもそんな思いを忘れず、墓場までも持っていこうとする。
墓場まで持っていく恨みは、一体いくつあるのでしょう・・・。
そんな母を見るたび、いつも哀れに思うのです。