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6月に申請した小学校の就学援助。
詳しい記事:就学援助=貧乏ですか
昨日、認定のお手紙をいただきました。
それに伴って、認定月より後に支払った給食代などが還付されることになりました。
その額、二人で3万円ほど。
本当に、認定されてほっとしました。
就学援助は自治体によって基準はさまざまなようです。
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私の住む自治体では、総所得が基準以下で支給されます。
私はこの総所得を総支払額(=年収)と勘違いしていたので、今まで就学援助を申請していませんでした。
最初からその違いに気づいていれば、2年ほど前から申請できていたのですが・・・。
ちなみに総所得とは、年間支払額から給与所得控除を引いた金額です。
源泉徴収票を見ればわかるのですが、支払金額の横の欄に給与所得控除後の金額というのがあります。
これが総所得となります。
給与所得控除って何を引かれているのかさっぱりわからなかったのですが、サラリーマンといえど、経費はかかります。
スーツ代や靴代、カバン代、仕事にまつわる書籍代など・・・。
それを考慮して一定の金額が控除される仕組みとなっています。
ちなみにサラリーマンの給与所得控除は年間総支給額が180万越え~360万以下の場合、計算式は以下のようになります。
年間総支払額×30%+18万
これが給与所得控除の金額となります。
例えば年間支払額が250万円の場合は、250万円×30%+18万円で、93万円は経費と認め、税金をかけるのをやめてあげましょう、ということです。
その場合の給与所得控除後の金額(=総所得)は、250万-93万で、157万円となります。
我が家の場合、年間支払額から給与所得控除を引いた総所得が200万円以下でした・・・。
もしも私が働きにでて、年間100万円のお給料をもらったとしても、自治体の就学援助の基準である金額内におさまってしまいます。
夫婦で働いても、就学援助の基準より低い年収しかないとは・・・。
我が家はやっぱりワーキングプアなんだな・・・と改めて実感するとともに、ショックでした。
この基準が他の自治体より高いのか安いのかは分かりませんが、私の住む地域では子育てにお金がかかると考えられているのかもしれません。
実際、一般的なファミリー向けの賃貸住宅の家賃も高いですし、物価も高いです・・・。
賃貸に比べたら、ローンを組んでマンションを買ったほうが月々の支払いは安く済むような地域です。
持家だから裕福とか、それは本当に偏見だと思います。
我が家のような貧乏人もいますから・・・。
こんな首の回らないような生活をしているのは、我が家だけなのかな・・・、そんな風に思うことも多々あります。
住宅のローンがあって、年収が少なくて、家族みんな持病を抱えていて・・・。
不安なことを考えるとキリがありません。
でも、雨風しのげる家があって、毎日ご飯を食べられて、家族の笑い声があって・・・それだけでも幸せなこと。
それは、忘れちゃいけない。そして、そのことにもっと感謝しないといけませんね。