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1ヶ月に一度は、実家に顔を見せに帰ります。
ダンナは私の実家とは不仲なので、もう4~5年お互い会っていません。
実家に帰っても、いつも話す内容は大体同じです。
体調のこと、子供たちのこと、仕事のこと・・・。
そこにダンナは登場しません。
キリキリとした張りつめた空気を、私が作っているからかもしれません。
私はダンナのことを話さないし、両親も聞きません。
子供たちだけが無邪気に、どんな領域にも踏み込んで話をします。
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ダンナは私の両親が嫌いだから、仲良くできないと子供たちの前で公言しています。
私の両親もそんなダンナが嫌いです。でも、子供たちの前では「嫌いじゃない」とウソをつきます。
子供の教育上よくないと思っているから。
私はそんな話になると、ただただ苦虫を噛みつぶしたような顔をするばかり。
一時期、思い詰めて「ダンナをとるか、自分の親をとるか」みたいなことを考えていた時期があります。
でも結局、私にはそんな勇気もなく、宙ぶらりんで今まで来ています。
帰り際、父がまたおこづかいをくれました。
もはや恒例となりつつあります。
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)
遠慮するも、「子供に何か買ってあげ」といわれると、断わる理由がなくなります。
最初は単純に嬉しかったけど、こうも毎回だとうしろめたさを覚えます。
そしてそれ以上に、私はまた、自分の無力さに打ちのめされます。
お父さん、もうやめてください。
お金なんてもらわなくても、私はまたここに来ます。
両親を捨てることなんてしない。
私は、どす黒いもやもやした感情が心の中に広がるのを、止めることができませんでした。
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