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昨日は新学期に備えて、娘と買い物に出かけました。

靴を買ったり、夏物セールをしていたので来年用の夏服を買ったり、靴下を買ったり・・・トータルで7,000円以上使いました。

娘が途中アイスが食べたいというので、自販機のアイスを買って一休み。

かわいい靴や靴下、服も買えてご機嫌な娘。

あとは・・・私用のラッシュガードが半額になっていればな~と衣類と雑貨を扱うお店に行くことにしました。

いろいろ物色するも・・・これ、というものがなく結局買わずじまい。

さぁ、そろそろ帰ろうか・・・という時にそれは起きました。

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娘が私の顔色をうかがうように・・・「これ、ダメだよね?」と言って何かを持ってきました。

それは、クリスタルがかった紫色の文具っぽいものでした。

値段を見ると180円。

「うーん・・・。」

私が難色を示すと、娘は「ね、お願い。これくらい買って!」と言いました。

「これくらい」という言葉に違和感を感じた私。

「今日は靴や服も買ったし、さっきアイスも食べたでしょう。今日はもう買えないよ。」

私がそういうと、娘はさっきまでのご機嫌伺いの媚はどこへやら、「ママのケチっ!もういい!なによ、これくらい買ってくれたっていいじゃん!」と目に涙を浮かべながらふてくされました。

何千円もする靴や服を買ってもらえた喜びより、180円の文具を買ってもらえなかった悔しさの方が娘の心を支配している・・・。

その事実に寂しさを覚えながらも、私は娘の将来が心配になりました。

何でも手に入れないと気が済まない子になってしまうのではないか・・・。

今ある幸せに目を向け、自分が幸せだと気づくことができるだろうか・・・。

帰り道は、手もつながず無言の二人。

2人の距離が、心の距離を表しているようにも思えました。

ふと信号で立ち止まると、娘が私の手をとってこう言いました。

「ママ、さっきはごめんなさい。私のわがままだった。今日はいっぱい買ってくれてありがとう。」

娘の表情から、納得しきれていなけど、彼女なりに自分の気持ちに折り合いをつけようとしているのだと思いました。

私が「アイスおいしかったね。」と娘の顔を覗き込むと、娘は「うん!」とにっこり笑いました。

私もお金が絡むと、何が幸せで何が不幸せなのか分からなくなってしまう時があります。

そんな時には、あの時つないだ小さな手を思い出そう。

そうすれば、きっと間違った方向へは行かない。

そう思わせてくれた夏休み最後の日でした。

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