この前、テレビで杏里の「オリビアを聴きながら」が流れていました。

それを見たダンナ、「あれ・・・?この曲・・・。誰だったけな~、誰かがカラオケでよく歌ってたんだよな~。」

私はドキリとしました。

なぜなら、それは私のことだったからです・・・。

私はダンナと付き合い初めの頃、カラオケでよく杏里の「オリビアを聴きながら」を歌っていたのです。

私はダンナが歌うミスチルの「名もなき詩」が好きでした。

今でもその曲を聞くと、あの当時のことが思い出されます。

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なのに、ダンナは私のことを思い出せない。

私は、「ふーん。誰?女の人?」とダンナに問いかけました。

私を思い出してほしかった。あなたが愛した人が歌っていた曲でしょう?

それは誰だった・・・?

「わからん・・・。」はぁ~と言うため息とともに、最近物忘れがひどいな~とつぶやいたダンナ。

ダンナにとって、昔の私と今の私は別人なのかもしれません。

あの頃は、純粋で一途でした。(言葉にすると恥ずかしいですけど・・・(・・;))

でも、その純粋さゆえ、苦労してきました。

お金に絡んだドロドロのケンカもしたし、私の両親についてのいざこざもくすぶり続けています。

子供たちの教育についても相反するところが多々あり、口論が絶えることがありません。

もう、昔みたいな関係には戻れるとは到底思えません。

長い結婚生活の中では、本当に山あり、谷ありで・・・。

「もうこんな人と一緒にいるなんて無理だ、自分らしく生きたい」と思った数日後には「子供たちのためにももう少し我慢しよう」「あの人にもいいところはある」なんていいところを探し出しては自分に言い聞かせたり。

でも、ダンナの方はというと、そんなこと知ってか知らずかいつもと変わりなく・・・。

私だけが陰で怒ったり泣いたり笑ったりして、自分の感情を持て余しています。

そして、そうやってこれからも何年も過ごしていくのでしょう。

「このままでいいんだろうか」「このままでいいのよ、きっと」

そんな気持ちの狭間で揺れながら・・・。

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