昨日、父の日のプレゼントが届いたと父から電話がありました。

今、母との関係がうまくいっていないので、父からの電話もでるのが億劫で、実は電話に出る前に2回ほどスルーしてしまったんです。

そして、3回目にコールがなった時、しぶしぶでました。

「もしもし」と私がでると、慌てふためいたような雑音としばらくの間。

その原因はわかりました。

父の携帯を借りて、母が電話してきたのです。

2回鳴らして出なかったから、イライラしたんでしょう。父に何度も電話しろと言ったはずです。

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父は本来そういうことは面倒くさいと思う人なので、そんならあんたが電話しいな、とでも言って母に携帯を渡したのでしょう。

父の声は、明らかに普段と違っていました。母のイライラを受けて、気が滅入っている、という感じでした。

父は、一通り感謝の気持ちを伝えた後、「お母さんに何か伝えることはないか?」と私に聞きました。

私は、しばしの沈黙のあと、「ないわ」と答えました。

いつもなら、父に何かを送っても、母がメールなり電話なりしてきました。

なのに、今回は父に直接言わせた。

母は、何か都合が悪かったり、自分が相手をしたくない時など、よく父を使います。

父も、母の愚痴やイライラを聞かされて、大変だと思います・・・。

私はというと、不思議なことに母との関係がうまくいかなくなってから、ダンナとの関係がうまくいくようになりました。

逆に母との関係がうまくいっていた時は、ダンナとの関係があまりよくありませんでした。

我が家に潜む母の影がだんだん薄れていくのを、二人とも感じているのかもしれません。

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